「日本のファンが私を忘れずにいてくれた」プレミア12で日本を破り号泣…元ロッテの台湾代表左腕が歩んだ道「通訳なしで奮闘」「涙を流し帰国」
本拠地で流れるオリジナル曲
今でもマリーンズを愛するチェンの人柄が伝わる言葉だった。 チェンが台湾リーグの本拠地球場で登板する際、「チェンチェン大丈夫」のオリジナル曲が流れる。日本時代にファンに親しまれたフレーズが気に入っていた。そしていつでもどんな時でも笑顔で「大丈夫」と思える心を忘れないためでもある。 楽天モンキーズ関係者は「入団時にチェン投手への期待を込めて、専用の入場曲を作成しました。この曲は普段チームソングを作成している音楽会社に依頼して、軽やかなメロディでマリーンズ時代の決め台詞『チェンチェン大丈夫』を歌詞に入れ、活躍してほしいという願いが込められています」と教えてくれた。チェンがマウンドに上がると「チェンチェン大丈夫!」の掛け声がスタンド全体にこだまする。そこには台湾と日本を結ぶかけがえのない想いがあり、一生忘れる事のない友情がある。
(「プロ野球PRESS」梶原紀章(千葉ロッテ広報) = 文)
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