JLPGA新人らが「魅力的なプロになるための演出術」学ぶ 2年目の政田夢乃は食事マナーに気づき「切られていない果物は避けていたけど」
着慣れないスーツ姿で会話やマナーの練習
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)に入会した1、2年目の会員を対象とした「JLPGA新人セミナー」が10日から都内で行われている。ここには今年のプロテスト合格者と昨年の合格者、ティーチングプロらが参加した。 【写真】これが政田夢乃、吉田鈴、六車日那乃の貴重なリクルートスーツ姿です
選手たちはゴルフ規則の座学、ビジネスマナー、税金の基礎知識、栄養学、SNSとの向き合い方など、多岐にわたる内容の講義が13日までの4日間にわたり続く。 今回、メディアに公開されたのは「魅力的なプロゴルファーになるための演出術」。新人選手たちは見慣れないスーツ姿で登場。講師の指導の下、数グループに分かれて、プロアマ戦後などのビジネスシーンで実際の対面を想定し、言葉遣いを意識したあいさつや会話を練習した。 今年のプロテストに合格して、セミナー初参加となった吉田優利の妹・鈴は「まだ言葉遣いがぎこちないので、すごくいい勉強になりました」と語った。 また、来季がプロ2年目となる政田夢乃は2度目のセミナー参加。食事の際のマナーにあらためて気づきがあり、「去年の1回目では覚えきれないので、足りない部分を学ぶことができました。特に切られていない果物とか、食べるのが難しいものは避けていたのですが、今年は細かいマナーを学んで気づきもありました」と目を輝かせていた。今オフについては「最終日に崩すのが課題。飛距離を伸ばしてセカンドで短いクラブで打てるようにしていきたい」と語り、国内やタイなどで合宿を予定しているという。
キム・ミョンウ