バブル崩壊やリーマンショックを超えてゆく緊迫情勢に自動車趣味はどうなってしまうのか?
世界の株式市場から2.9兆ドルが消失。風雲急を告げる世界経済の行方
昨年からいわれてきたことながら、世界経済というか主に我々、いわゆるG7を筆頭に西側経済が揺れています。ドル円レートは一時141円台に突入し、あの160円突破はなんだったのか? という感じ。記憶としてはわずか1か月余りの出来事です。 この記事の他の画像を見る
株式市場の大暴落で日本は5700億ドルが消えたといわれますが、株価上昇に踊らされてレバレッジかけて大損した投資家も少なからずいらっしゃいます。確かレバレッジかけると自己資金の3.3倍の金額を動かせたはず。そのリアルな表情は今後の中古車市場見てればわかります。このままでは高級中古車販売店も飛びかねません。
ワイはバブル崩壊とリーマンショックを経験した昭和のオジサンです。経験則からいうと、こんな時こそじっくり息を潜めるに限ります。バブル崩壊で放出されたのは、フェラーリ、メルセデス、BMWといったクルマたち。少なくとも地に足の着いた空冷911オーナーはガレージに愛馬を封印。嵐を無事やり過ごしたのでした。
リーマンショック時はどうだったか? ワイはまだ社畜の一員でしたがメルセデス専門誌が休刊になりました。簡単に経緯をいうと、プレミアム御三家の中古車がまったく動かず→部数激変&クライアント壊滅→ほな雑誌作るのやめましょう……という流れです。
今回の株価大暴落、いたずらに不安を煽る気はないのですが、まだまだ序の口っといった空気感。というのも、引き金は中東問題が絡んでいるから。あくまで個人的見解ながら、度重なるちょっかいにイランの怒りが爆発。某国を通じ、六芒星の国旗をもつ国に攻撃することを既に通達しているのでした。
アラブ諸国の対応見てるとサウジを除きほぼイラン支持。上空を飛んでもらっても問題ないという。石油や天然ガスなど多くのエネルギーを中東に依存する日本としちゃあかなりヤバイ状況。これはもう戦争ですから、バブルやリーマンなんてもんじゃありません。お盆休みを目前に控えどうなることやら……。