失言で辞任の今村復興相後任に吉野氏就任会見(全文)許すことできない発言
大臣の覚悟について
福島民友新聞:すみません。福島民友の〓カトウ 00:17:50〓ですけれども、前任の復興大臣がいわゆる被災地に対する暴言で失職するというのは、かなり異常事態だと思います。で、〓これを直さず 00:18:03〓、政府と被災地の信頼関係がまさに問われてると思います。先ほど吉野大臣は政府の一員となったということで、政府の一員の立場を強調しましたけれども、やはり被災地の議員であり、被災者である議員が、逆に政府の一員ではなくて、政府を変えるぐらいの覚悟じゃないと、これからの信頼関係は保てないと思いますけれども、大臣の覚悟はどうでしょうか。 吉野:はい。おっしゃるとおりです。政府の一員として内部から被災者、被災地の声を届けていくというのは、ある意味で私の大きな役割かなというふうに考えています。実は野党時代に私は質問を50回から60回くらい、たぶん自民党の中では一番、質問をしたと思います。あらゆる委員会で被災地の声を届けさせていただきました。これは私に対する大きな役割ということで質問を展開してきたわけでありますので、政府の中に入ったからこそ、被災地の、被災者の声を届けるというのが、私の一番の仕事になる。このように思います。そのとおりです。 司会:では、申し訳ないです。最後にお1人。はい。
前大臣発言を逆手に取った、東北の魅力発信するという動きについて
日本テレビ:日本テレビの〓カトウ 00:19:18〓と申します。今村前大臣が東北で良かったという発言が多くの方を傷つけたわけですけれども、今、インターネット上ではこの今村大臣の東北で良かったという言葉の意味を逆手に取って、東北に生まれて良かったなどと東北の魅力を発信するという動きも盛り上がってきています。こういった動きについてご感想があればお願いいたします。 吉野:新しい東北という形で政府も提言をしております。復興庁としましても新しい東北をつくるべく、その東北頑張れ、私のところの言葉で「がんばっぺ」なんですけど、東北がんぱっぺ運動を、復興庁としても大いにご支援をしていきたいと思っております。 司会:はい。それではこれで大臣の会見を終了いたしたいと思います。本日はどうもありがとうございました。 吉野:どうも、これからもよろしくお願い申し上げます。 (完)