フルタイムではなく時短勤務でよかった? 働く母親が「時短によってあきらめたこと」
時短勤務。現代の企業があみだした発明で制度。現在フルタイムで働いている私も、この制度にどれだけ助けられたか。しかし、長年の不妊治療で苦しんだ際に、周囲の人の時短勤務から来るしわ寄せに、悩んだ時期もあります…複雑な思い入れのある制度を深堀します。 「育休明けの時短ママは職場に必要とされていない?」 元自衛隊心理カウンセラーの目からウロコの見解とは
時短勤務
その働き方を初めて聞いた時、 『人類が見出した、最大の発見とも言えるのではないか』 と思ったほど。 サラリーマンをしながら、給与は時短した分差っ引かれますが、社会保障や福利厚生も変わらなく享受される。 すっ凄いシステムだ。 その感想を今でも忘れません。 先に言っておきます。 フルタイム勤務の方は神です。 やっぱり、彼ら・彼女らがいないと回らない会社が多いと思います。
私は独身時代も、数年のDINKSの時も、仕事が『スムーズで快適』という時期はありませんでした。当時、朝起きて、夜寝るまで頭の中は仕事が占めており、正直いっぱいいっぱい。 業務が少しでも滞りなく進むよう、1時間前には出社しプラス残業。 技術系総合職として認めて欲しい。 そんな気持ちが私の原動力になっていたと思います。 DINKS4年目の時、
待望の1人目妊娠
出産後、11ヵ月で復帰。 1人目の妊娠に時間がかかったため、すぐに妊活を開始しなきゃ!と思っている矢先に2人目を授かり、時短を取らせてもらいながら出勤しました。 2人目も無事出産、1年の育休後に復帰しました。 そう、時短勤務での復帰です。 会社規定では、子供が3歳になるまで時短勤務の権利がありました。ギリギリまで取らせてもらい、2018年夏に次男が3歳になってからは、 フルタイムで勤務しています えっ、感想ですか? 時短も時短で、フルタイムと同じ働き方や課題達成を求められるので、ランチや休憩時間はほぼ取らずに業務に取り組んでいました。確かに、大変でしたが、とてもじゃないですが、時短勤務でないと私は続けられませんでした。 【当時の我が家を取り巻く環境】 ・夫が社畜 ・両家遠方 ・夫婦共に総合職 ・すでにアラフォー うむ。 フルタイムで働くと家事や育児が全く回らなかったのです。 他にも時短復帰を選んだ理由がありまして…