フルタイムではなく時短勤務でよかった? 働く母親が「時短によってあきらめたこと」
単純に、フルタイムで復帰するスペックがなかったから
家事、仕事、精神面も含めた体力。 削られるだろう睡眠時間。 ストレスに耐えられる気力。 揃えられないなぁ・・と思ったのが大きいです。 優先すべきことは何だろう。 もちろん、子供が第一。 その他は? 夫婦で相談した結果、我が家はどんな形でも、 長きに渡り共働きをしよう という認識を共有することにしました。 それには無理のない労働計画で。 一時的に収入は減るけれども、時短で戻って様子をみようかとなりました。 さて、
時短だからこそ、諦めた点が3つあります
以下の3つです。 ・昇給や評価など、よく見られたい欲 ・ラクに成果が出るオイシイ業務を担当すること ・嫌われることのある程度の覚悟 詳しく説明します。
昇給や評価など、よく見られたい欲
査定や評価は今は低くてもいいと腹をくくり、私の時短によってシワ寄せがいっている方々を評価してくれと上司に直訴しました。 突然の早退などで、迷惑がかかる同僚達とは常にコミュニケーションをとり、『人に引き継いでもらえる』ノートの取り方や仕事の仕方に切り替えていきました。 復帰当初、仕事のペースは格段に落ちました。今まで取らなかった詳しい情報まで引き継ぎのためにメモにしたり、報告書にしていたからです。 モヤモヤする自分がいました。 しかし、これを続けていると……なぜか、 今までよりも仕事がやりやすくなりました 子供が産まれる前の方が、シャカリキにフル回転で働いました。これは絶対。 だからこそ、ノート取りや細部に関して記載していなかったり、小さな報告を周囲にしないこともありました。 次の日に休むかもしれない、という想定などしていなかったので、自分完結でしてしまえ!という気持ちが強かったのです。 一方、復帰後は、いつ早退するか分からない立場。引き継ぐ準備は、必須事項となっています。 そして、意外なことに、 『ぽにさんは技術のログをちゃんと残してくれる人』 という嬉しい見られ方をするようになりました。これは、ビックリ。 時短+いつ休むか分からない立場でしたが、新たな『技』を身に付けたようです。