台湾・高雄市、日米比タイ4カ国の窓口機関とフェスティバル開催 2月に中央公園で
(高雄中央社)南部・高雄市政府行政・国際処は4日、日本や米国、フィリピン、タイの駐台機関の高雄事務所・分処などと合同で、2月22~23日に「サンシャイン・アイランド・フェス」(日光海島生活節)を初めて開催すると発表した。市内の中央公園で行われ、グルメや文化クリエーティブ、音楽ステージ、スポーツ体験などを通じて交流できるイベントになるという。 同処の報道資料によれば、イベントの開催はフィリピンのマニラ経済文化弁事処高雄分処長が提案した。陳其邁(ちんきまい)市長や日本台湾交流協会高雄事務所の奥正史所長(総領事に相当)ら4カ国が高雄に置く事務所のトップらが一緒に写ったPR写真も公開された。 陳市長は、高雄には港や空港があり、産業の重要な都市でもあり、多くの新住民(海外からの移住者)や出稼ぎ労働者がいると説明。イベントを通じて理解を深め、多様な民族が共存できるよう促進し、さらに多くの人に高雄の魅力と活力を知ってもらいたいと期待を寄せた。 (林巧璉/編集:田中宏樹)