【オリックス】レジェンドOB会長「OB会の全員が岸田応援団ということに変わりはありません」岸田護監督の強力サポート約束
第47回阪急・オリックスOB会が7日、兵庫・芦屋市内のホテルで開催された。冒頭のあいさつで山田久志OB会長(76)は「きょうは7年ぶりに監督が姿を現してくれました」と93人の出席者に岸田護監督(43)を紹介。新たにチームを率いる青年監督を「失敗のススメ」で後押しした。 「1年目はいくら失敗してもいい。失敗から学ぶことが、たくさんあるでしょうから」。同じ投手出身の監督経験者。自身は02、03年に中日で指揮をとり、初年度は3位だった。同じ秋田出身で、関係の深い中嶋前監督は3連覇や日本一を達成。「中嶋は独特の野球観で試合を進めていたからね。あの野球はなかなかできないと思う。正攻法でいい」と力強く訴えかけた。 今季は5位に沈んだが、オリックスを、後輩を思う気持ちは人一倍。「OB会の全員が岸田応援団、オリックス応援団、ということに変わりはありません」と声を張り、岸田監督も「そうなったら最高ですよね」と、1年後に優勝を報告するつもりだ。途絶えさせるわけにはいかない常勝の系譜。情熱は伝わった。(長田 亨) 〇…山田OB会長は宮城に散髪指令?を出した。「宮城はいい投手だ。大好きな投手だ」とほれこむからこそ、両耳を覆うヘアスタイルが気になった様子。「髪、切らさないといけないな。長すぎるな。今永(カブス)のマネをしてるんじゃないかなと思ってね」と冗談交じりに指摘した。自身の現役時代と同じように、絶対的なエースとして階段を駆け上がっている途中。「すべてが一級品。ハートもあるしね。立派に育ったよね」とうれしそうだった。
報知新聞社