楽天の三木谷氏が携帯参入で会見(全文4)はっきりいってコストが異常に安い
第2部の登壇者紹介
司会:それではこれより楽天モバイル携帯キャリア事業についての記者発表会第2部を開始させていただきます。大変長らくお待たせいたしました。それでは登壇者のお2方、どうぞご入場ください。それでは初めに楽天モバイル株式会社代表取締役社長、山田善久よりごあいさつをさせていただきます。 山田:あらためまして、本日はお越しいただきまして、ありがとうございます。第2部ということで、MVNOのお話、これまでの楽天モバイル、それから携帯端末、先ほど三木谷が独自端末をお出しいたしましたけれども、他社さんからも素晴らしい端末をそろえておりますので、そのお話をさせていただきたいと思います。 大尾嘉から、いろいろと詳細がございますけれども、今回、MNOということで、キャリア、携帯キャリアということで、10月1日からの参入、発表させていただきましたけれども、そのベースとなっているのは、やはりMVNOの事業だというふうに思っております。これも、三木谷がいろんなところでも申しておりますけれども、おそらくこの楽天モバイル、MVNO業界ナンバーワン、MVNOでの成功がなかったら、このMNO、携帯キャリアへの参入というものなかったかもしれないと。非常に自信を持って、私どもとしてMNO事業に参入できたのは、やはりこのベースがあったということは非常に意義のある事業だと、なんて言うんですか、この私どもの飛躍の礎になった事業だというふうに思っておりまして、これをきちんと発展させて、MNOに引き継いでいくということが重要かなというふうに思っております。では、詳細を大尾嘉のほうからご説明をさせていただきます。本日はありがとうございました。
MVNOプランの説明
司会:ありがとうございました。それでは続きまして楽天モバイル株式会社常務執行役員、大尾嘉宏人より、MVNOおよび今回新たに発表する新製品についてご説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 大尾嘉:楽天モバイル株式会社で営業、マーケティングのほうを統括している大尾嘉でございます。本日はお越しいただき、ありがとうございます。私は、MVNOのこれまでと、それから、これからについてお話をさせていただきます。本日はよろしくお願いします。 まず楽天モバイルですけれども、2014年の10月にスタートいたしました。約5年前でございます。そして今では契約回線数、220万。店舗数は560店舗を突破し、そして第三者機関の調査で、スマホのネット契約数、乗り換えたい通信サービス、MVNO事業シェア、そしてメインで利用する格安SIMサービス、全てでナンバーワンを獲得してございます。 私ども、5年間、これまでの経験をもとに、いよいよMNOへ参入ということでございます。なんですけれども、お客さまの利便性を考えまして、MNOのサービス、スタートはいたしますが、MVNOの提供は10月以降も継続はさせていただきます。新規の受け付け、こちらも継続をいたします。そして、ネットワークの整備、こちらを進め、MNOへ移行といったことを推奨してまいります。 それでは2019年10月からの私どものMVNOのプラン、こちらのほうをご説明したいと思います。10月からのMVNOプラン、先ほど第1部のほうで山田も申し上げたとおり、最低利用期間、それから違約金、こちらは共に縛りがございません。こちらのスーパーホーダイ、誰でも1480円、縛りなし。こちらのプランでございます。ちょっと説明しますと、楽天会員が、例えばスーパーホーダイのSプラン、こちらのほうをお申し込みいただくと、誰でも1年間、月額1480円でご利用いただけるプランになります。こちらは楽天会員割が1500円でございますので、さらにダイヤモンドユーザーに関しましては、そこからさらに500円を引きまして、1年間980円でのご提供になります。縛りは一切ございません。