秋田ノーザンハピネッツがナイジェリア代表経験のクリスチャン・メコウル、アグレッシブなポイントガードの栗原翼を獲得
メコウルはアフリカ予選に出場し、1試合平均11.5得点、8.0リバウンド、3.0アシストを記録
秋田ノーザンハピネッツは6月27日、クリスチャン・メコウル、栗原翼と2024-25シーズンの選手契約(新規)が合意に至ったことを発表した。 ナイジェリア出身、現在29歳のメコウルは205cm110kgのパワーフォワード。テネシー州立大学、テキサスA&M大学を経て、2019-20シーズンにイタリアでプロキャリアをスタートした。その後2020年はスペイン、翌年はリトアニアでプレーした。2020年には男子ナイジェリア代表の一員として「FIBAバスケットボール ワールドカップ2023」のアフリカ予選に出場し、1試合平均11.5得点、8.0リバウンド、3.0アシストを記録した。 神奈川県出身、現在26歳の栗原は182cm87kgのポイントガード兼シューティングガード。関東学院大学時に特別指定選手として019年にアースフレンズ東京Zに加入し、翌シーズンからプロキャリアをスタートさせ、4シーズンを過ごした。バンビシャス奈良に加入した今シーズンは52試合中6試合に出場し、平均12.51分のプレータイムで3.6得点、1.1リバウンド、2.3アシストを記録した。 契約に際し、2人はクラブを通して「秋田の選手としてプレーをする素晴らしい機会を与えてくださいました秋田ノーザンハピネッツに感謝いたします。クラブのために、チームメイトのために、そしてファンの前で全力プレーすることが楽しみです。」(メコウル)、「B1という舞台で、多くのことを吸収し、さらに成長できるように日々努力してまいります。そして何よりも、チームの勝利に貢献出来るように日頃の練習からハードワークしていきたいと思います」(栗原)とコメントしている。 クラブはメコウルに対して以下のようにコメントをしている。「メコウル選手はイタリア、スペイン、リトアニアとヨーロッパのクラブで活躍してきた選手であり、直近のシーズンはユーロカップでも堅実なプレーを見せております。ライスナー選手とのコンビではインサイドの要として、もう一人獲得予定の外国籍選手との組み合わせではストレッチ4として機能することを期待しており、オフェンス、ディフェンスともに秋田の速い展開のバスケットに必要不可欠な選手になってくれるでしょう」 また、栗原に対して以下のようにコメントをしている。「栗原選手は強靭な肉体と体格を誇っており、フィジカルの強さとハンドリング力を活かしながら、ペイントエリアへ侵入してのフィニッシュ、アシストが得意な選手です。ディフェンスではそのフィジカルを活かしながら、アグレッシブにプレッシャーをかけられる選手です。攻守ともに体を張ったアグレッシブなプレーで、秋田ノーザンハピネッツのバスケットにフィットし活躍してくれることを期待しています」 ■秋田2023-24シーズンロスターの契約状況(6月27日時点) 【継続】赤穂雷太、熊谷航、元田大陽、タナー・ライスナー、中山拓哉、小栗瑛哉 【自由交渉リスト公示】スティーブ・ザック、藤永佳昭、アンジェロ・チョル、ハビエル・カーター 【未発表】田口成浩 【退団】長谷川暢(茨城へ移籍)、王偉嘉(福島へ移籍)、古川孝敏(京都へ移籍)、保岡龍斗(名古屋へ移籍) ■2024-25シーズン新規加入選手(同) 土屋アリスター時生(大阪)、ガディアガ・モハマド・アル・バシール、クリスチャン・メコウル、栗原翼(奈良)
バスケット・カウント編集部