扇風機とエアコンの電気代はどれだけ違う? 「24時間点けっぱなし」にした場合の月額を比較!
電気代だけでなく健康のリスクも考えよう
電気代を比較すると、扇風機の方が明らかに安いことが分かります。しかし、健康的に暑さを乗り切ることを考えると、扇風機のみでは難しいでしょう。 ■酷暑は命に関わる 冒頭で書いたとおり、ここ数年夏の気温は非常に高くなり、命に関わる暑さの日もみられます。そのため、扇風機だけで我慢していると熱中症にかかり、最悪の場合は命を落としてしまう可能性も考えられるでしょう。 とくに、子どもや高齢の方の場合、熱中症にかかるリスクが高くなることから、扇風機だけでなくエアコンも使うことが推奨されています。
合わせて知りたい!熱中症から身を守る方法
ここからは暑い夏に熱中症から身を守る方法を紹介します。どれもすぐに取り組めるものであるため、自分の命を守るためにも、暑くなってきたら取り入れてみましょう。 ■水分と塩分を意識的に補給 夏場は、水分と塩分を意識的に補給することが大切です。暑い室内にいる場合は、喉が渇いていなくてもこまめな水分補給を心がけましょう。ただ水を飲むだけでなく、塩分のあるものを一緒に口に含むとよいでしょう。 ■エアコンだけでなくすだれや扇風機の利用も 近年、猛暑や酷暑による熱中症リスクを加味してエアコンを使用することが推奨されています。ただし、エアコンだけを使用するよりも、すだれや扇風機などを併用した方が部屋全体の温度を効率よく下げられるといわれています。 また、近年高騰している電気代を考慮しても、すだれや扇風機を併用したほうがエアコンの稼働を抑えられる傾向があるため、節約になると考えられます。 例えば、室内の温度が上がりすぎないよう、直射日光が入りやすい窓にすだれを設置する、扇風機やサーキュレーターを使って涼しい風を室内に循環させるといった方法が有効です。エアコンのみ、扇風機のみといった使い方をせず、両方を組み合わせてより効率的に涼しくなる方法を試しましょう。
節約と健康はバランスよく
暑い夏でも電気代を節約するためにエアコンの稼働を減らそうと考える方もいます。しかし、どんなに暑くてもエアコンを使わずにいると、健康を損ねる恐れがあるため、注意が必要です。節約する際は「健康的に過ごせるか」という観点も意識しながら無理なく行いましょう。 出典 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部