「デニム芸⼈たちよ、もっと愛情の話をしてくれ」とろサーモン久保田のデニム論と愛用品7選!
お笑い芸⼈きってのファッショニスタとして知られる、とろサーモン・久保⽥かずのぶさん。前回、前々回の記事が好評につき、満を持してファッション連載を始動! ▶︎すべての写真を見る
記念すべき第1回⽬のテーマは「デニム」だ。オーシャンズ読者にとって⼤好物のアイテムを久保⽥さんは、何を選んでどう着る!?
昔の相棒は、巡り巡って千鳥・大吾さんのもとに!?
都内某所にあるご⾃宅にお邪魔すると「どうぞどうぞ」と、久保⽥さん⾃らがお出迎え。リビングにあがると、さっそく私物のデニムを準備してくれた。 「昔はたくさん持っていたけど、いまはそこまでないかも」と⾔いつつも、クローゼットから出してきた量は大きなソファを埋めるほど。 メディアに露出する姿では、“デニム好き”というイメージのない久保田さん。デニム遍歴について聞くと、最初の1本はファッションに興味をもったタイミングとほぼ同時期だという。
「中学⽣の頃に買ったリーバイスが始まりですね。ちょうど裏原ブームのときで、NIGOさんや藤原ヒロシさん、ジョニオさん(アンダーカバー デザイナー)とかが、ばりばりにカスタムしたパッチワークデニムをはいていた。それがあまりに格好良くて、いまも強く記憶に残っています。 当時はヴィンテージブームでしたが、とてもじゃないけど⾼価すぎて買えなかった。⾼2のときに被服検定1級を取得してからは、⾃分でミシンを使ってカスタムしていましたね」。 思い出に残っている1本について伺うと、芸⼈ならではの裏話を聞くことができた。 「20代の頃にずっとはいていたのは『リーバイス501XX』。買った当初からボロボロだったので、当て布をしたりして、⾃分なりにリペアをしながら⼤事にはいていました。 仲間からもすごく好評で、めちゃくちゃ気に⼊っていたんです。でも芸⼈の世界に⼊ると⽣活が苦しくなって、先輩芸⼈に売ってしまったんですよ。噂によると、そのデニムは⾊んな芸⼈のところへ回り回って、最終的にいまは⼤吾さんが持っているみたいですけど」。