巨人に見抜かれていたボーアの狙い…14年ぶり開幕連敗の裏に矢野阪神「4番途中交代」「継投ミス」の”迷走采配”
ネット上では、矢野監督の”迷走采配”について「2点差で負けていて、まだ2イニングあるのに、4番を変えてはダメ」「2試合でボーアの結論を出すのは早い」「1番の敗因はまだ2点差の場面でルーキーの小川と谷川を使ったことでは?」など疑問視する声が飛び交った。 さて問題は、今日、第3戦の阪神のオーダーである。巨人の先発は、新外国人の右腕、サンチェス。開幕戦の並びに戻し「4番ボーア」を動かさずに我慢するのか、それとも好調のマルテを4番に置き、ボーアの打順を下げるのか。或いはボーアをスタメンから外して大山悠輔を起用するのか。そもそも、なぜ「左の一塁手」のボーアを獲得したのか、というチーム編成上の疑問もあるのだが、元千葉ロッテの評論家、里崎智也氏はこんな意見を持つ。 「ボーアは、いったいいくらで獲得した外国人ですか。推定2億7500万円? なんのためにそんなに高いお金を出して取ってきたのですか。外国人選手だけは、いつどんなきっかけで、打ち出すかわかりません。ほんの数試合で判断するなんて無理なんです。6月いっぱい…せめてカードがひとまわりするまでは我慢をしないといけないでしょう。そもそもここで外せばボーア自身がやる気をなくすし、使えると判断して高いお金を払って獲得してきたフロントの評価を現場が無視することとなり組織としておかしくなりますよ」 同一カード3連敗という最悪のシナリオだけは阻止したい。