錦織圭、全米オープンの裏でチャレンジャー大会に出場。快勝で初戦突破【テニス】
錦織圭、抜群の安定感を見せて快勝で2回戦へ
現地8月27日、男子テニスのATPツアー下部のコモ・チャレンジャー(イタリア・コモ/チャレンジャー75)のシングルス1回戦が行われ、錦織圭(ユニクロ/世界ランク222位)は、サミュエル・ヴィンセント・ルジェリ(イタリア/同272位)を6-2、6-1で下し、2回戦進出を果たした。 【動画】錦織圭、得意のリターンで強烈ウィナー 3週間前に行われた「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/ATPマスターズ1000)で世界ランク11位のステファノス・チチパス(ギリシャ)を破るなどの活躍を見せた34歳の錦織。当時世界ランク576位から222位へと大きくランキングを上げた。 現在、アメリカ・ニューヨークでは今年最後のグランドスラムとなった「全米オープン」が開催だが、出場できず。ツアー下部のチャレンジャーでプレーすることを選択し、「より多くのポイント、試合を重ねられることを願っている」とした。 怪我の長期離脱によるプロテクトランキングでの出場となった今大会1回戦で錦織は、幸先よくラブゲームでサービスキープすると、第2ゲームで早くもブレークし、良いスタートを切る。その後も安定感でヴィンセント・ルジェリを上回り、5-2の第8ゲームで2度目のブレークに成功し、6-2で第1セットを奪った。 第2セット、サーブが乱れる場面がありながらも順調にサービスキープする錦織。ミスの多いヴィンセント・ルジェリから5ゲームを連取して、一気に試合を決めた。 2回戦では第1シードのジョゼフ・コバリク(スロバキア/同114位)と予選から勝ち上がっている元世界16位のニコロズ・バシラシビリ(ジョージア/同361位)の勝者と対戦する。
Tennis Classic 編集部