藤波辰爾、「71歳誕生日パーティー」新日本プロレス・棚橋弘至がサプライズ祝福…「心の中にはいつもどこかに新日本…原点に返った」
プロレス界の“レジェンド”藤波辰爾が29日、東京・渋谷区の「バルバッコア 青山本店」で71歳の誕生日パーティーを開いた。 12月28日に71歳を迎えたドラゴンのパーティーには約100人の友人、知人、関係者が出席した。祝宴には新日本プロレスの棚橋弘至社長がサプライズ参加。パーティーであいさつした棚橋は、引退する2026年1・4東京ドームまでの「引退ロード」での一騎打ちを要求。これに藤波が「オレが勝ったら引退撤回だな」と応じると、出席者から大きな拍手がわき起こった。 さらに棚橋は、誕生プレゼントに藤波へ最新の「新日本プロレス」ジャージーを贈り祝福。新日本プロレスの旗揚げメンバーであり、社長も務めた藤波は、棚橋の参列に「びっくりした」と感謝。パーティーでは、プレゼントされたジャージーに身を包み「感慨深いものがあります」と感動し「自分の心の中にはいつもどこかに新日本がある。そういう意味でこのジャージーは本当にうれしい。71歳を迎えて原点に返った思いです」と感激した。 棚橋は、プレゼントに込めた思いを「藤波さんが社長をやられて、20年空いたんですけど、藤波さんの後に僕がレスラー社長になりましたので、藤波さんのドラディションとこれから新日本プロレスといい関係が続けられるように」と明かした。71歳の誕生日に「コンディションもいいし人に与えるエネルギーもあるんでこれだけの方々が集まるんだと思います」と祝福。自身は2026年1・4東京ドームで引退するが「背中を見て勉強させてもらいました」と刺激を受けた。 古希を迎えた今年は、新日本の高橋ヒロムとの一騎打ちで時空を超えた名勝負を展開するなど健在をアピール、さらには11月16日には長年の夢だった「お城プロレス」を北九州市の小倉城で開催し充実した一年となった。藤波は、71歳を迎え「みなさんにお祝いしていただいてうれしいことですし、来年もがんばろうという勇気をもらいました」と2025年へ意欲を表していた。
報知新聞社