【速報】百条委の証人は50人以上か 斎藤兵庫県知事に対する疑惑を調査する「百条委員会」理事会が開かれる 元県幹部が残した陳述書や音声データの扱いについても検討
兵庫県の斎藤知事のパワハラなど7つの疑惑を調査する「百条委員会」の理事会が16日開かれました。 この理事会では、7日に死亡した元県幹部の男性が残していた陳述書や知事の疑惑に関する音声データの取り扱いについても話し合われました。 理事会後に囲み取材に応じた奥谷謙一委員長によりますと、陳述書には19日に元県幹部が証人として出席した時に話すことを想定していたであろう内容が書かれていたということです。 また、関係者によりますと音声データについては、理事たちが聞いたのは、県内の自治体の首長が特産のワインの販売を推進したいと伝えた際に、斎藤知事が「飲みたいな」などと話した部分だけだったということです。 ほかに、百条委員会が証言する人にとって心理的負担が大きいことから、極力負担がかからない方法を検討していくことが話し合われました。ただ、想定よりも証人が多く、50人程度が見込まれることから年内に百条委員会を終えることは難しいとしています。