国内ツアーでの活躍、海外への挑戦と視野を広げる蝉川泰果（撮影：米山聡明）

昨年から「ランドローバー・ドライバーズ」の一員となった蝉川泰果が自身のインスタグラムを更新。ゴルフコンペで、俳優の三浦翔平、ヒップホップMC（ラッパー）のAK‐69と同組でラウンドしたことを写真とともに公開した。 10頭身!? 三浦翔平の顔が小さすぎ……【蝉川泰果のInstagramより】 カートに乗りカメラに笑顔を向ける3人。黒いキャップにサングラス姿が三浦。テレビドラマ「ごくせん」で俳優デビュー、映画「海猿」など多くの作品に出演し、現在はNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原伊周を演じている。白いキャップのAK‐69はヒップホップMCとして5度の日本武道館ライブや、名古屋城、鈴鹿サーキットからの配信ライブなどを成功させている。 そして蝉川は、2022年にアマチュア選手として参戦した「パナソニックオープン」を22アンダーで優勝。メジャー大会「日本オープン」でも優勝し、日本ツアーでは初めてアマ2勝という快挙を達成した。翌23年にはプロとして「関西オープン」で初優勝。最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は史上最年少となる22歳で制覇した。アマ・プロ両方でメジャー大会を制したのも史上初の偉業だった。   異なるジャンルで活躍する3人でのラウンドを「楽しい一日でした」と振り返った蝉川。投稿では2台のランドローバーの前で並ぶ写真も公開している。この日のゴルフは、三浦も自身のインスタグラムに2回に分けて投稿。それぞれにたくさんのコメントと、2.1万回、3.5万回の「いいね！」がクリックされ、人気の高さを表していた。   今シーズンの蝉川は、米国男子ツアーへの挑戦から始まった。1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」からの3連戦、また3月には「プエルトリコ・オープン」にも挑戦したが、納得のいく結果は得られなかった。日本ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」も予選を突破することは出来ず。   しかし、昨シーズンはルーキーイヤーながら賞金ランキング2位の大活躍を見せた蝉川が、これで終わるはずはない。国内ツアーでの巻返し、そして自身が目標としている米国ツアーでの優勝を目指す戦いは、まだ始まったばかりだ。