今世界で最も稼いでいるのは? 欧州サッカー選手、最新年俸ランキング11~20位。大金を稼ぐスター選手たち
トップレベルで活躍するサッカー選手は目もくらむような大金を稼いでいる。近年ではサウジアラビアのクラブがスター選手に払う大金が話題になった。では、現在欧州で最も稼いでいるのは誰なのか。今回は『Capology.com』が算出した欧州5大リーグ所属選手の推定年俸ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠
高すぎて移籍に障壁? ペップが惚れた天才
20位:ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表) 生年月日:1995年2月8日 所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン 推定年棒:1950万ユーロ(約31.2億円) 23/24リーグ戦成績:28試合1得点7アシスト 2025年6月30日でバイエルン・ミュンヘンとの契約が切れるヨシュア・キミッヒが年棒ランキングで20位にランクインした。 シュトゥットガルトの下部組織出身で、RBライプツィヒでプロデビューを飾ったキミッヒは、19歳だった2015年にバイエルンと契約を結んだ。当時監督を務めていたジョゼップ・グアルディオラが獲得を切望したとも言われており、年棒119万ユーロ(約1.9億円)の5年契約で加入している。 それまではボランチを務めることが多かったキミッヒだが、バイエルンではサイドバックやセンターバックなど、さまざまなポジションで起用されることになる。そのユーティリティ性をもって、同じくグアルディオラによってその才能を開花させたフィリップ・ラームの「後継者」とも呼ばれる存在に成長し、ブンデスリーガ8連覇にも貢献した。 契約期間が残り1年となったキミッヒは今夏、バイエルンとの契約延長か他チームへの移籍かの決断に迫られることになる。もし移籍となった場合は、1950万ユーロ(約31.2億円)という高額な年棒を支払うことができるのは欧州トップリーグのビッグクラブに限られてくるだけに、キミッヒの選択が移籍市場を賑わすかもしれない。
エンバペ移籍で最高給取り! 両足使いの怪物
19位:ウスマヌ・デンベレ(フランス代表) 生年月日:1997年5月15日 所属クラブ:パリ・サンジェルマン 推定年棒:2000万ユーロ(約32億円) 23/24リーグ戦成績:26試合3得点9アシスト 今夏のキリアン・エンバペのレアル・マドリード移籍に伴い、パリ・サンジェルマンで一番年棒の高い選手となったウスマヌ・デンベレが19位にランクインした。 母国フランスのスタッド・レンヌでプロデビューを果たしたデンベレは、プロ2シーズン目にはリーグ戦26試合に出場し12得点をあげる活躍を見せ、翌シーズンはドイツの名門ボルシア・ドルトムントに年棒287万ユーロ(約4.5億円)の5年契約で加入している。 キックだけでなくドリブルでのボールタッチでも両足を遜色なく使いこなすプレースタイルは、ドイツの地でも特出したものであり、何度も相手ディフェンダーを境地に陥れることになった。リーグ戦は3位に終わったが、DFPポカールではチームの優勝に貢献した。 ドルトムントからスペインのバルセロナに移籍する際には、チームの練習をボイコットしてまで移籍の容認を要求するなど、クラブや同僚から苦言を呈されることもあったが、 バルセロナからの提示年棒が当時の年棒の約4倍である1200万ユーロ(約19.2億円)だったことを考えると、デンベレにとってこの上ない好条件だったことは言うまでもない。