今世界で最も稼いでいるのは? 欧州サッカー選手、最新年俸ランキング11~20位。大金を稼ぐスター選手たち
5億円→30億超え!? スペイン最強の守護神
14位:ヤン・オブラク(スロベニア代表) 生年月日:1993年1月7日 所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン) 推定年棒:2080万ユーロ(約33.2億円) 23/24リーグ戦成績:38試合43失点 アトレティコ・マドリードの選手の中で断トツの年棒を有するヤン・オブラクが14位にランクインした。なお、チーム内の2位には年棒1250万ユーロ(約20億円)のアントワーヌ・グリーズマンがいる。 母国スロベニアのチームからポルトガルの名門ベンフィカに加入したオブラクは、2014年夏に現在の所属先であるアトレティコ・マドリードに移籍をしている。歴代の守護神であるダビド・デ・ヘア、ティボー・クルトワと引き継がれてきた13番を着用したオブラクは、2015/16シーズンにはリーグ戦38試合に出場して18失点という記録を残し、1シーズンにおける1試合当たりの平均失点数が最も少ないGKに与えられるサモラ賞を受賞している。 その翌年以降も3シーズン連続でサモラ賞を受賞する活躍を見せたオブラクの年棒は驚異的な上昇を果たすことになる。2017/18シーズンには336万ユーロ(約5.3億円)だった年棒は2018/2019シーズンには2080万ユーロ(約33.2億円)となり、その翌シーズンには副キャプテンに指名されるなど、チームでの地位を着実に築いていった。 2020/21シーズンには通算5回目となるサモラ賞を受賞し、7年ぶりのチームのラ・リーガ制覇にも貢献したことで、リーグの年間MVPにも選出されている。数々の受賞歴のあるオブラクだが、今後もその記録を伸ばすことはできるだろうか。
現世界屈指のFW。10代でレアル入りのバケモノ
13位:ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表) 生年月日:2000年7月12日 所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン) 推定年棒:2080万ユーロ(約33.2億円) 23/24リーグ戦成績:26試合15得点6アシスト 過去に元スペイン代表のラウール・ゴンサレスやポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドらが着用したレアル・マドリードの背番号7を受け継いだヴィニシウス・ジュニオールが13位にランクインした。 ブラジルのフラメンゴでプロデビューを果たしたヴィニシウスは、南米U-17選手権ではブラジル代表の一員として得点王と大会MVPをダブル受賞しており、16歳という若さですでに欧州のビッグクラブが注目する存在となっていた。 そんなヴィニシウスを一目散に射止めたのはレアル・マドリードだった。10代の選手に移籍金4500万ユーロ(約72億円)という金額を費やすあたり、白い巨人での将来を嘱望されていたことは目に見える。 加入1年目のはじめはBチームにあたるレアル・マドリード・カスティージャでのプレーが中心となっていたヴィニシウスが、トップチームでの出場機会を増やすきっかけとなったのは監督交代がひとつあげられる。シーズン途中に当時カスティージャで監督を務めていたサンティアゴ・ソラーリがトップチームの暫定監督になると、ヴィニシウスの1年目はリーグ戦18試合に出場して2得点をあげる結果に終わった。 2021/22シーズンにはリーグ戦35試合に出場し、キャリアハイとなる17得点をあげる活躍を見せチームのリーグ優勝に貢献すると、国内カップ戦のコパ・デル・レイとUEFAチャンピオンズリーグも制し3冠を達成している。このシーズンを境に年棒は現在の2080万ユーロ(約33.2億円)まで上がり、欧州トップ選手の仲間入りを果たした。