日産新体制スタート 内田社長が会見(全文4完)文化を超えた信頼関係が生まれた
10年後、日産はどうなっているのか
NHK:NHKの解説委員の神子田と申します。今まで直近に取り組むことを中心に質問があったんで、ちょっと先のことをお伺いしたいんですけれども、今、CASEとかMaaSとか、あと脱炭素とか、自動車を取り巻く課題は山積しているんですけれども、すでに手を付けたものもあるということなんですが、ちょっと10年後を見据えていただいて、10年後、社会のニーズに応える自動車会社、自動車メーカーとはどういうものであるべきか、日産はどういう会社になっているのが10年後の理想の姿か、その長期的な社長のビジョンを伺わせていただければと思います。 内田:ありがとうございます。やはり、これから車社会、大きく変わっていくと思います。もうすでにその兆しが出ているのがCASEであり、MaaSであると思いますが、そういった中で、やはり日産はわれわれ、さらに日産の強い技術を将来に進化させて進めるべきだと思っています。 まだ、今、具体的に10年後にどういう絵がありたいかというところが、すみません、今日就任したばかりなので、そこの絵が描けきれていません。ただ、それに向かった論議を社内で着手しております。従って、それもまたわれわれの短期、中期、長期。今おっしゃった長期、ここに関して日産がどこに向かっていくのかということも非常に重要なわれわれのミッションでございますので、きちっとそこは社内で論議を重ねて、皆さんにきちっとお話ができるようにしていきたいと思います。 司会:ありがとうございました。ではお時間がまいりましたので、以上をもちまして記者会見を終了させていただきたいと思います。本日はお忙しい中、多数ご出席いただきまして誠にありがとうございました。 内田:ありがとうございました。 (完)【書き起こし】日産新体制スタート 内田社長が会見