ルーテル学院大、学生募集停止へ 25年度から、少子化の影響
学校法人ルーテル学院は27日までに、ルーテル学院大(東京都三鷹市)の学生募集を2025年度以降は停止すると発表した。少子化の影響などで22年度から定員割れが続いた。大学院の募集も取りやめる。24年度入学者を含む全学生が卒業するまで教育体制は維持する。21日に開いた理事会で決定した。 法人によると、学部は総合人間学部のみで、入学定員は90人。入学者は21年度は93人だったが、22年度は60人、23年度は42人だった。24年度は43人が入学予定。 ホームページによると、1909年に熊本市に神学校として設立され、69年に現在の三鷹市にキャンパスを移転した。日本ルーテル神学校は残る。