逆転賞金王の金谷拓実、初のMVPで7冠【男子ゴルフ年間表彰式】
国内男子ゴルフツアーの年間表彰式(アワード)が2日、東京都内のホテルであった。今季2勝で、前日の最終戦・日本シリーズJT杯(東京よみうりCC)で逆転賞金王になった金谷拓実(26)=ヨギボー=が最優秀選手賞(MVP)に初めて選ばれ、合計7冠となった。 MVPは、試合ごとのポイント、賞金ランク、平均ストローク、海外メジャーの結果を数値化し、1位者に贈られる。金谷はほかに、2年連続となるパーキープ率(3度目)とトータルドライビング、初受賞となるポイントランキング、平均ストローク、パーオン率の各賞を獲得した。 前日のプレー後、米ツアーの2次出場予選会に参加するため渡米した。代わりに母・美也子さんが出席してトロフィーを受け取り、幼稚園のころに熱心にプラスチックのクラブを振っていたエピソードなどを披露した。 その他の各賞は、次の通り。 ▽最優秀新人(島田トロフィ) 平田憲聖(初)▽下部ツアー賞金王 山田大晟(初)▽平均パット 清水大成(初)▽バーディー率 清水大成(初)▽イーグル率 幡地隆寛(初)▽ドライビングディスタンス 河本力(3季連続3回目)▽フェアウエーキープ率 稲森佑貴(9季連続9回目)▽サンドセーブ率 平本世中(初) 注 トータルドライビングは、ドライビングディスタンスとフェアウエーキープ率をポイント化した順位。
中日スポーツ