アートディレクターの永戸鉄也が新プロジェクト始動 自身の作品を落とし込んだカプセルコレクションを発表
アートディレクターの永戸鉄也は、アートを独自でディレクションし、服に落とし込んだ新プロジェクト“レアメタル(RAREMETAL)”を始動した。永戸氏のアートワークをプリントしたTシャツやスエット、スカーフなどを含むカプセルコレクションを発表し、2025年秋から公式オンラインストアと全国の取り扱い店舗で販売する。 【画像】アートディレクターの永戸鉄也が新プロジェクト始動 自身の作品を落とし込んだカプセルコレクションを発表
永戸氏が個人の活動としてアパレルコレクションを発表するのは同コレクションが初だ。自身の作品やグラフィック素材を再構成し洋服にイメージをプリントすることに改めて向き合い、アパレルに昇華したコレクションに仕上げた。
プロジェクト名について永戸氏は「”地殻中の存在量が少ない非鉄金属”を意味するレアメタル。自身のアーカイブ の中から写真を軸にしたグラフィックをアパレルに落とし込んでおり、その写真はマクロレンズを使ってコラージュ作品の一部を切り取ったイメージになります。自分のコラージュは表面に見える完成に辿り着くまでに、何層も貼り込んだ見えない層を作りながら 進んでいきます。その過程で瞬間的に残しておきたいシーンを撮影したものが自分の写真作品になります。それはまるで、発掘調査 の過程で計測、撮影される状況写真のようなもので、埋もれて見えなくなるものだけど、自分にとっては大切なイメージや部分。そのイメージの在り方が”レアメタル”とつながると感じてプロジェクト名に掲げました」と述べた。
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