中尾明慶さん、本連載の集大成・スコア100切り本番テストに挑戦!
1打目は100ヤードしか飛ばないチョロ。そして2打目を池に入れてしまいます。
4打目もラフに入れると、5打目、6打目でもミスが続いてしまい、このホールはダブルパー(+4)。 中尾 やっちゃったよ。池があるとホントに嫌だ(苦笑)。 相場 こういう時もありますよ。私も大事な試合でOB連発したことがありますし。ピンチの時こそ、気合いと根性です!
普段は大叩きすると、そのままズルズルとスコアを落としがちでしたが、この日の中尾さんは違いました。12番はコース内で最長のパー5でしたが、1打目で240ヤードを超えるナイスショット!
2打目もフェアウェイウッドでしっかりと距離を稼ぎました。3打目は左のラフに入れましたが、4打目でナイスオン。パーパットは外したもののボギーで乗り切ります。 中尾 ちょっとバタバタしたけど、なんとかボギーで収まった。 相場 ダブルパーの流れを1ホールで止めたのは大きいですよ。
13番はパー3。グリーンがバンカーに囲まれていましたが、中尾さんは今日イチのアイアンショットでワンオンに成功。
距離のあるファーストパットを寄せて、2パットのパー。この日初のパーが出ました! 相場 ナイスパーです。このホール、難しいのに。 中尾 後半はアイアンの調子がイイかも!
14番パー4は左サイドに林が迫っていてプレッシャーがかかるホール。1打目はトップしてしまいましたが、2打目のアイアンが芯をとらえて花道までボールを運びます。
そして3打目はピンまで40ヤードという微妙な距離。中尾さんが番手選びに悩んでいると……。 中尾 (ウェッジを)56度にするか、50度にするか微妙だね。 相場 アプローチで迷った時は、好きなクラブで打つのが一番です。 中尾 じゃ、56度で! 結果はグリーンをとらえてカップまで3メートルの位置につけました。しかし、パーパットは外れてボギー。
そして、15番パー5まで来ると、雨足が徐々に強くなってきました。左右に池のある難しいホールは、中尾さんにとってプレッシャーがかかりますが、1打目は230ヤード飛ばしてフェアウェイをキープ。2打目は池を警戒してアイアンで狙い通りのレイアップ(※)。 そして3打目も池を避けながら、ピンまで60ヤードにつけます。さらに、4打目のアプローチでピンまで6メートルの位置に。 ※ ハザードを避けて、短めに安全な場所へ打ち出すこと。