【マリーゴールド】元アクトレスの絶対エース、青野未来が林下詩美、MIRAIら元スターダム勢と初対決!トップ戦線に食い込む「チャンス」【週刊プロレス】
プロレスラー青野未来、問われる真価
ロッシー小川新団体「マリーゴールド」は、初の地方巡業となる6・1大阪・176BOX、6・2静岡・アクトシティ浜松大会の対戦カードを発表(後述)。注目は林下詩美&MIRAIら元スターダム勢との初対決に臨む“元アクトレスガールズの絶対エース”青野未来だ。 マリーゴールド所属選手の集合写真 5・20後楽園の旗揚げ戦から3連勝を飾っている青野がスターダム出身のトップどころと対戦するのは初めて。プロレスのリングでデビューし、プロレスではないリングのトップを張り、再びプロレスのリングに帰ってきた青野の真価が問われる一戦になりそうだ。
詩美らスターダム勢は「越えなきゃいけない壁」
青野「(大阪で闘う)詩美さん、MIRAIさん。2人ともパワー系なので、そこは負けたくないし、(スターダム出身の)あの2人に勝利すること、そして対等以上のものを見せること。(マリーゴールドの)トップというところで言うと、そこに私の名前は全然あがっていないので。だけど、『マリーゴールドのトップ選手と言えば?』って言われた時、青野未来の名前が出るふうになりたいので。越えなきゃいけない壁ですよね。ホントにチャンスだと思います。見せたいですね、プロレスラー青野未来を。そしたら、ほかの人の目も変わると思うので」 詩美はスターダム時代、団体最高峰王座ワールド・オブ・スターダムを巻き、5★STAR GP制覇など数々の栄冠を手にしてきた。MIRAIもワンダー・オブ・スターダムを巻き、シンデレラトーナメント2連覇を果たすなどトップ戦線をひた走ってきた選手。 対して青野。2017年に“女優によるプロレス団体”アクトレスガールズでデビューし、可憐なビジュアルと、骨太なファイトでファンを魅了。他団体からのオファーも多く、将来を嘱望される存在となった。しかし2021年、アクトレスガールズはプロレス団体としての活動を休止。リングを用いたスポーツエンターテインメント集団へと変わった。 プロレスを続けたいと願う多くのメンバーが団体を離れるなか、アクトレスガールズにこだわった青野は残留。多くの先輩選手がいなくなるなか、青野はあらゆる意味でトップとして団体をけん引する立場になった。その経験は間違いなく彼女を強くたくましくしたが、一方で“プロレスとは近くて遠いリング”となったアクトレスガールズは、そのあいまいな位置づけが多くのメディアの足を遠ざけてしまう。その一方でアクトレスガールズ出身のレスラーが見せる目覚ましい活躍は否応なく青野の目にも飛び込んできた。 青野「(アクトレス出身者の活躍を)意識していましたし、アクトレスガールズの青野未来としての限界を自分で感じてしまったというか、この先、私にできることがわからなくなってしまっていて。ホントは(アクトレスに)恩返ししたかったし、もっと大きくしたかった。私自身も大きくなりたかった。だけど…限界を感じてしまったのが一番大きかったですね」 賛否両論はあったかもしれない。それでも青野はマリーゴールド入団、つまりプロレスのリングに帰ることを決めた。
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