【芦屋ボート(モーニング)一般】市川哲也に謙遜されると怖い
<23日・芦屋ボート・前検日> 【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】 「試運転は劣勢だったけど、S特訓に行ったら似たような感じだったかな」と前検特訓後にさらりと答えたのは市川哲也。ただ、一呼吸置いた後に出てきた言葉は「回り過ぎの感じで、ターンも水をつかんでいなかったかな」。課題点もちらりとのぞかせた。 そんな中、「これでいいのかな」と悩むそぶりを見せると「前回(中野次郎)プロが叩いているからね。自分がやると壊しそうだから」と冗談交じりでぽつり。SGは完全Vを含む4冠、GⅠも19Vと偉大なレーサーに謙遜されると記者も言葉に詰まってしまったが、返す刀で「調整は初日の展示タイムを見てから考えます」とさらり。さすがの受け答えに頭が下がるとともに、初日の好走に期待したい。 ▼11R カドの小坂尚哉はS力もあり4コース実績も十分。攻め手になるなら市川にも展開は向く。5=4―全。 ▼12R Fを持っていないのは外枠コンビのみ。安河内将が思い切ったスリットを踏み込めば大波乱も。5=6―全。