ニットは水洗いできる? 毛玉ケアや洗濯頻度は? プロが教えるニットのお手入れ方法12
秋冬シーズンのワードローブに欠かせないニット。長く着るための正しいお手入れ方法とは? お気に入りのもの、ご褒美に買った一生ものなどの大切なニットたちも、日々正しいお手入れをしていれば、きれいな状態をキープしたまま着続けることができる。今日から始められる手軽なデイリーケアからニットのための洗濯術、トラブルシューティングまで、ニットを扱うプロに徹底取材。ぜひ参考にして。
【今回協力してくれたプロフェッショナルはこの方々!】 修理専科ニットの穴 皆藤美恵子さん ニット製品の修理歴14年。ニット修理専門店での技術経験を生かし、2014年より自身の修理工房「修理専科ニットの穴」を開業。穴あき、虫食い、ほつれ、糸引きといったニットの補修だけでなく、ニット衣類の幅詰めや袖直しも対応。
#洗濯ブラザーズ 茂木貴史さん 洗濯のプロ集団、#洗濯ブラザーズとして長男・茂木貴史さん、次男・茂木康之さん、三男・今井 良さんの3人で活動。クリーニング店「LIVRER 横浜」、「LIVRER 三宿」、2024年10月23日にオープンした「LIVRER 富ヶ谷」の計3店舗を経営し、オリジナルの洗剤・洗濯グッズも販売。著書『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム刊)も好評発売中。
1番気になる毛玉! 最適なケア方法は?
ニットを着るうえで避けられないのが毛玉問題。対策として効果的なのがブラッシングだそう。「例えば髪の毛を一日中とかずに放置していると絡まったりしますよね? 毛玉もそれと同じ原理で、1日中放置していると摩擦などで毛が絡まり、毛玉ができてしまいます。なので、1日の終わりに髪の毛をとかすように、ニットも着たあとに毎回ブラッシングしてあげることが大事。ブラシで絡まった毛やゴミ、ほこりをとってあげて。また、ローゲージのニットは編み目が荒いので、ひきつれを起こさないように力加減を調節して細かくブラッシングしていくことがポイントです」(修理専科ニットの穴 皆藤美恵子さん)