<大阪・関西万博>夢洲「リング」建設進む 「静けさの森」植栽も
2023年12月28日、咲洲(大阪市住之江区)にある「さきしまコスモタワー展望台」から、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場となる夢洲(同此花区)の工事の様子を撮影しました。 【拡大写真】2023年11月末に撮影した際の夢洲の様子
「リング(大屋根)」は、組み立てが行われている5か所で長さがさらに延びており、屋根の工事も進んでいる様子がうかがえました。
リングの中央部では、「静けさの森」で樹木が植えられつつあるのを確認できました。2025年日本国際博覧会協会の公式サイトによると、静けさの森の面積は約2.3ヘクタール。アラカシやイロハモミジ、エゴノキ、クヌギなどの樹木約1500本が、万博記念公園(大阪府吹田市)や服部緑地(同豊中市)などの公園から移植される予定です。2023年12月5日から植栽工事が始まったそうです。
リングの外側では、大阪府・大阪市が出展する大阪ヘルスケアパビリオンの建設が進んでいます。
前回の撮影時(2023年11月29日)にはなかった白い網状の部材が登場。同パビリオン公式サイトの完成予想図によると、今後この部材はパビリオンの建物を覆うように設置されるようです。 (取材・文:具志堅浩二)