バイエルン就任が発表されたコンパニ監督、クラブ上層部も大きな期待「全てをもたらしてくれる」
バイエルンの指揮官就任が発表されたヴァンサン・コンパニ監督について、クラブ上層部も大きな期待を寄せているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。 トーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りでの退任が発表されて以来、後任探しに奔走してきたバイエルン。当初は4月中に指揮官を決定する予定だったが、レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督に相次いでオファーを断られたこともあり、監督探しは難航していた。 そんな中で、クラブは2022年夏からバーンリーを率いていたコンパニ監督に注目。今シーズンは残念ながらプレミアリーグで結果を残せず降格の形となったが、現役時代から豊富な経験を積んでいる同指揮官を高く評価し、29日に2027年6月30日までの3年契約が正式発表された。 紆余曲折を経てコンパニ監督の就任という形になったが、スポーツ・ディレクター(SD)のマックス・エベール氏は新たな指揮官について大きな期待を寄せている。 「バイエルンがヴァンサン・コンパニと契約できたことについて、嬉しく思っている。彼と話し合いの場を設けた際、我々はすぐに意気投合したんだ。彼はバイエルンの仕事がどれほど魅力的で、どれだけそれを望んでいるかをはっきり示してくれた」 「ヴァンサン・コンパニはハングリー精神を持っており、クラブに全てをもたらしてくれるだろう。彼は選手として、国際的にもフットボール界をリードしてきた人物であり、指導者としても進歩している。我々はこのポジションに対して、より継続性を求めたい。彼とともに、バイエルンで多くのことを成し遂げたいと考えている」
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