パリ五輪キャプテン就任…藤田譲瑠チマの覚悟「任されると思いつつ生活していた」
キャプテン就任を覚悟していた。パリオリンピックに臨むU-23日本代表のキャプテンはMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)に決定。16日の練習終了後、藤田は「キャプテンとして責任を持ってチームを優勝に導けたらいいと思う」と力強く意思表明した。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 4月~5月のU23アジアカップに引き続き、チームをけん引することになった。大岩剛監督体制の発足時から常にキャプテンシーを発揮。自身にもその自覚はあり、「チームを引っ張る意識はあった。そういう役割を任されるんじゃないかなと思いつつ生活していた。準備はできている」を胸を張った。 必要以上にキャプテンらしさを発揮するタイプではない。「特に自分の仕事は変わらない」(藤田)。強い緊張感が漂うなかでも自然体で振る舞うことで、チームに冷静さを与える。「チームの雰囲気づくりは意識しながら、チームがいい状態で試合に入れるようにプレーできたらいい」とそのスタンスは続けている。 シーズン中ではない海外組はいち早くチームに合流。藤田も13日から活動を始めており、17日の親善試合・U-23フランス戦に向けてコンディションは上がった。「先に乗り込んだ選手が引っ張りながら、チームとして戦えればいい」。全員の力を高めたうえで、最高の状態で五輪に向かうつもりだ。