【MLB】Rソックス逆転勝利 吉田正尚が9回表二死から起死回生の同点弾 延長戦でヤンキースを破る
【レッドソックス5-3ヤンキース】延長10回タイブレーク@ヤンキー・スタジアム
日本時間7月6日、レッドソックスは敵地ヤンキー・スタジアムでのヤンキース3連戦がスタート。その初戦は9回表二死から吉田正尚の起死回生の3号2ランで同点に追いつくと、10回表にはセダン・ラファエラに10号勝ち越し2ランが飛び出し、5対3で同地区ライバルを破った。レッドソックス4番手のジャスティン・スレイテンが5勝目(2敗)を挙げ、5番手のケンリー・ジャンセンは17セーブ目を記録。ヤンキース4番手のトミー・ケインリーは今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】レッドソックスの吉田正尚が起死回生の3号同点2ランを放つ(MLB.comより) 両軍無得点で迎えた4回裏、レッドソックスは一死満塁のピンチとなり、タイムリーエラーや押し出し四球などで3失点。直後の5回表にロミー・ゴンザレスの1号ソロで1点を返したものの、2点ビハインドのまま最終回の攻撃を迎えた。ヤンキースの守護神クレイ・ホームズに対し、二死からドミニク・スミスがヒットで出塁したが、吉田は2球で追い込まれ、絶体絶命の状況に。しかし、そこからボール3球とファウル2球で粘ると、8球目のシンカーをとらえ、ライトスタンドへの3号同点2ラン。10回表にラファエラの10号2ランで勝ち越したレッドソックスは5対3で勝利し、5連勝で今季最多の貯金9となった。 レッドソックスの吉田は「7番・DH」でスタメン出場し、最初の3打席は空振り三振、センターフライ、センターフライでいいところなし。しかし、9回表に回ってきた第4打席、「あと1球」に追い込まれた状況で大仕事をやってのけた。吉田が本塁打を放つのは、日本時間4月21日のパイレーツ戦以来、実に2ヶ月半ぶりのこと。4打数1安打2打点で今季の打撃成績は打率.259、出塁率.327、OPS.688となっている。