【MLB】カブス・スティールがメジャー初完投で今季初勝利をマーク 鈴木誠也は12号先制2ランを放つ
【エンゼルス1-5カブス】@リグレー・フィールド
日本時間7月6日、カブスは本拠地リグレー・フィールドでのエンゼルス3連戦がスタート。その初戦は2安打1失点で自身初の完投を達成した先発のジャスティン・スティールを打線が援護し、5対1で勝利を収めた。スティールは9回95球を投げて被安打2、奪三振7、与四球2、失点1という安定した投球で今季初勝利(3敗)をマーク。エンゼルス先発のグリフィン・キャニングは初回に先制アーチを浴びるなど5回途中6安打4失点で降板し、9敗目(3勝)を喫した。 【動画】カブスの鈴木誠也が先制の12号2ランを放つ(MLB.comより) 今季12試合に先発して勝ち星がないスティールを援護したいカブス打線は、1回裏二死からコディ・ベリンジャーがヒットで出塁し、鈴木誠也の12号2ランで先制。3回裏には一死3塁のチャンスを作り、鈴木は凡退したものの、イアン・ハップのタイムリーで3点目を奪った。スティールは5回表二死2塁からテイラー・ウォードにタイムリーを浴びたが、9回95球を投げて失点はこの1点だけ。カブスは5回裏にハップのタイムリー、6回裏にニコ・ホーナーのタイムリーで1点ずつを追加し、5対1でエンゼルスを破った。 カブスの鈴木は「4番・右翼」でスタメン出場し、1回裏二死1塁で迎えた第1打席でセンターへの12号先制2ラン。それ以降の3打席はショートフライ、センターフライ、レフトライナーに倒れ、4打数1安打2打点だった。3試合ぶりの一発を放ち、7月は4試合で15打数5安打(打率.333)、2本塁打、OPS1.145の好スタート。今季の打撃成績は打率.262、出塁率.335、OPS.806となっている。