「1か月間、洗濯物を畳むのをやめてみた」家事の時間短縮だけではない驚きの変化とは【家事の手抜き実験】
いつも仕事に家事に追われがちな日々を送っているのが悩みのエディターKANNA。目指すは「いかに効率良く無駄を省くか」 と「一石二鳥」な暮らし。 【写真】ニオイをなくすバスタオルの洗濯方法 そんなKANNAが今回見直したのは、洗濯物の片づけ方。1ヵ月、洗濯物を畳まないとどんなことが変化する?
【たたむのをやめた変化1】しまう時間が1/3に!
さて、たたむのを極力やめた結果、洗濯ものの収納にかかる時間はどのくらい変わったか。ちゃんとタイマーをセットして計ってみた。数日にわたり何度か繰り返し計ってみた結果、アベレージは4分程度! ハンガーにかかったものはそのままクローゼットに移動するだけ、靴下や下着類は引き出しに投げ込むだけ、タオルは最低限折ってサニタリーに置くだけ。洗濯ものの大半を占めるメインどころをたたむ手間が減ったら、10分~15分かかっていたものが、3~5分以内で完了するようになった。
【たたむのをやめた変化2】部屋がキレイになった!
洗濯ものが干されたままのリビングは、生活感丸出しでとてもゲストを呼べないし、インテリアも台無しになる。かといって取り込んでたたまずに置けば、しわになるし、ソファを占領したりして目障りだった。 洗濯ものがない部屋は片づいた印象で、居心地が格段にアップ。サッと掃除をする気にもなり、いいことづくめ!
【たたむのをやめた変化3】気持ちが楽に!
今までは、たたむのに10分かかると思うと面倒だったが、数分で終わると思うと「じゃあやろう」という気持ちになった。 そして、たたまずに収納するだけなので労力がかからない。とても楽な作業なのに、終わらせたあとのタスク達成感は大きく、部屋も快適になるご褒美付き。 脳が「やらなきゃ」から「やりたい」と感じるようになったことで、苦痛だった家事が爽快な作業に変わった。
結論:洗濯ものはたたまなくてよかった!
洗濯ものをたたむのをやめてから1ヵ月、デメリットを上げるとするなら、ハンガーがたくさん必要になったことと、クローゼット内のハンガーを掛けるスペースがやや窮屈になったこと。でも、この2つのデメリットを考えても、たたまないメリットのほうが格段に勝る。 ただ個人的に思うのは、収納法は、正解はなく、その人に合ったものが正解だということ。「靴下はペアでたたむのが好き」なら、それがその人の正解だろう。「こうすべき」と決めつけていた固定観念を取り払って新しい方法にトライしたことで、意外な発見があった。 今後また洗濯物を畳みたくなるフェーズが来るかもしれない。トライ&エラーを繰り返し、その時の自分に最適な方法を取り入れて暮らしていきたいと思う経験だった。