妊娠7か月の女性「震え止まらない」 優先席で高齢女性が叱責「そこの若い人立ち上がりなさい!」 問われるマナー
「妊婦だから優遇してほしいというわけではない」
ネット上では優先席を巡るマナーが物議を醸すことは少なくありません。妊婦はもちろん、外見では分かりにくいヘルプマーク対象者の悲痛な声も上がっています。 妊娠して以来、ぱいんさんは、優先席に対する見方が変わったと言います。 「私は妊婦になってからこんなにも優先席は譲られないものであり、イヤホンをつけてスマホに夢中で気付かない方や明らかに譲る気がない方、旅行の外国人などが目立つことに気付きました。電車でマークを付けて優先席の目の前で大きなお腹で立っていても譲られることのほうが少ないです。大体マークを一目見た後に寝られます。しかし、夫といると不思議と譲ってもらえることが多く、女性1人で優先席に座ったり配慮していただけるケースは少ないのかも、と思いました。また、分かりづらいだけで疲れていたり生理だったりけがをしていたり、不調を抱えている方の可能性もあるため、私は譲ってもらえなくても何か事情があるのだろう、と思うようにしています」 さらに「妊婦だから優遇してほしいというわけではなく、必要な方が気持ちよく座れる、譲り合いや気遣いの心が当たり前の社会になってくれるといいな」と続けました。 投稿は反響を呼び、女性から応援の声も相次ぎました。 ぱいんさんは「マタニティマークの存在や、お腹が大きくなくても妊婦はつわりなど体調が変化しやすいこと、転倒のリスクがあるためなるべく座ったほうがいいことがもっと周知されるといいなと思います。私自身もさっきまで元気だったのに満員電車でお腹を圧迫されて気分が悪くなったり、急停車や揺れでヒヤッとしたこと、初期のお腹が目立たない頃に急に血圧が下がったのか足を動かせなくなる、などいろいろと不安になることがありました。自分の身とお腹の赤ちゃんを守れるのは自分自身なので、若いのにと思われるかもしれませんが、なるべく座るように妊婦の方々にも言いたいです(立った方が楽な人もいらっしゃいますが)」と結びました。
Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム