54歳、海外「ひとり暮らし」の食事情。栄養面を意識しながらも、手間はかけない
●夕食は目新しい調味料でマンネリ化を解消
夕食は、パスタや炒め物が多いですが、寒くなってからは野菜スープやお鍋の回数も増えました。ブイヨンの種類も多く、いろいろ試しているところです。たくさんつくれたときは小分けに保存し、数日ちょっとラクに…。スーパーは冷凍野菜も豊富で、ブロッコリー・ホウレン草の小分け・シイタケが多種類入ったものなどは重宝しています。そしてときどき目新しい調味料や香辛料を試し、マンネリ化を乗りきっています。 なお、大手のデパ地下にはお惣菜コーナーもあり、夕方は長い列ができていることも…。少し値が張りますが、疲れ具合と栄養具合で、いざというときに利用してみたいエリアです。
●1人の外食はサイズに注意
1人で外食をする機会は少なめですが、その際は小皿をいくつか注文します。ただ1人だとサイズに困ることも…。最近魚不足だからとツナ料理を頼んだら、小皿でもボリュームのあるサイズ! プロの味が楽しめるものの量が多すぎたな、と思うことがあります。 なお中華料理店では10ユーロ前後(1630円前後)で、米類・肉類・野菜類が各々選べる1人用セットのある店舗が多いです。そしてどのレストランも基本的には持ち帰りが可能。自宅でもう一度楽しめるお得感もあり、臨機応変に利用しています。
●友達との時間は食べたいものを
友達と過ごすときによく行くところは、野菜が充実したお店です。健康志向もブームで、キヌアやアサイーなどのスーパーフードや、豆類やナッツ類が含まれたメニューが多いのも嬉しいところ。先日友達がヒヨコ豆のコロッケ(写真右7.5ユーロ/1220円程)を選び、一口もらったら栗のような風味で美味でした。日本では食べる機会がなかった食材にチャレンジできるのも、こういったお店を利用する楽しみの1つです。 ときに、巷で噂になっているホットチョコレートを飲んだり、ケーキを分け合ったり…。友達と一緒のときは窮屈にせず、そして1人のときは極力セーブして、体重とお財布に負担がないように心がける毎日です。