「BATTLAX FUN & RIDE MEETING」で安心サーキットラン!青木宣篤、野左根航汰講師からのレクチャーも!
誰もがサーキット走行を堪能できるカリキュラム
実際のコース走行は、4~5台のグループごとにインストラクターが先導して始まります。コース1000は短いながらコーナーの連続で、重心移動や目線の動かし方などがしっかり練習できる本格的なサーキット。それゆえ、公道へのフィードバックもしやすい練習ができるのです。 先導走行が終わった後もインスタクターはコース上を走り、参加者ひとりひとりのライディングを観察。セッション終了後には再び座学があり、振り返りや質疑応答にも十分な時間がとられているので、走ってきて得たことがしっかり身につくこと請け合いです。 ビギナークラスは、コースを走る前に基礎的なレッスン、すなわちスラロームやフルブレーキの練習からスタート。広大な駐車場に設けられた特設コースで、これまたプロのライダーたちが間近でレクチャーしてくれるので、免許を取って数日なんてライダーだとしても安心。 この基礎が終わるといよいよコースインとなりますが、こちらも先導ライダーがスローペースで走ってくれるので、リラックスしながら楽しめるはず。もちろん、基礎レッスンとコース走行を繰り返した後はフリー走行もあるので、ビギナーといえどもサーキットの爽快感はたっぷり味わえることでしょう。
走っていないときもコンテンツが充実
走行時間だけでなく、「BATTLAX FUN & RIDE MEETING」には楽しく、知識を増やせるコンテンツが盛りだくさん。 ランチタイムには、ブリヂストンモーターサイクルタイヤの佐藤社長とチーフインストラクターの宮城光さん(元全米選手権チャンピオン/MotoGP解説者)によるタイヤにまつわるトークショーや、この日はスペシャルゲスト・インストラクターとしてJSB1000にホンダから参戦中の野左根航汰選手が参加して、自らノベルティグッズを配るというサービスまで。 ただ走るだけでなく、タイヤに関する知識が増えることで、より安全で楽しいライディングが実現するというブリヂストンらしい心配りといえるでしょう。実際に参加者の声を拾ってみても「自分のバイクがどれだけ走れるのか、安心して確かめることができた」「免許を取って半年だけど、サーキット走行でかなり自信がついた」など、大好評。 「BATTLAX FUN & RIDE MEETING」は、ご紹介のとおりまったくのビギナーから、サーキット走行経験者まで、誰もが安心してライディングを学べるイベントです。ライディングに不安があろうと初めての大型バイクだろうと気兼ねすることはなく、よりバイクが楽しめるようになること間違いありません。 ■サーキット走行の合間には、先導&観察をしてくれたインストラクターからのアドバイスがあります。JP250に参戦中の小室旭選手は誰もが認める筑波サーキットのプロなので、よりプラクティカルなアドバイスをしてもらえました。 ■この日はバトラックスS22を装着したKTM RC390で参加。また、レーシングスーツに無限電光のhit-airエアバッグを着たので、安全装備は万全。なお、この「着るエアバッグ」は公道でも使用できる優れモノなので、バイク乗りなら一着は持っていたいものです。 ■バトラックスS22はスポーツ性能とタイヤライフを高次元でバランスさせた上に、温度依存が低く、またウェットにも強いというキャラクター。コースでは特にフロントのグリップと剛性感が印象強く残りました。 ■サーキット走行に慣れてきたら、タイム計測したくなるのはライダーあるある。今回はワークスファクトリーも活用しているQ-STARZをアクティブから借りてみました。手軽に使えるわりに高機能、かつ見やすくてコースではじつに便利なものでした。こちらは最上級モデルのLT-8000ですが、他のラインナップもぜひチェックしてみてください! レポート&撮影●石橋 寛/ブリヂストン