「インフルエンザ」に一生かからなくなる未来に!? 驚くべき“予防新薬”の開発が進行中
研究で発見された分子が実用化される可能性は?
編集部: 今回研究グループが発見した4(R)と6(R)について、実際に私たちが服用することはできる日が来るのでしょうか? 中路先生: これらの新たな分子が、リアルワールドで使用できるようになる可能性はあります。ただし今後、具体的な効果や投与方法を含め、段階的な臨床試験で検証していく必要があります。
編集部まとめ
アメリカのアルバート・アインシュタイン医科大学らの研究グループは、インフルエンザウイルスの突然変異の発生を防ぐ、薬剤のような分子を発見したと発表しました。インフルエンザをめぐっては世界中で毎年多くの人が罹患しており、今回紹介したような研究は大きな注目を集めそうです。 [この記事は、メディカルドック医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
監修医師:
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。