【西武】引退のジョセフが異例の「球団職員兼専門学生」へ 「後々ライオンズの栄養士として」
西武を戦力外となり、現役引退を表明した宮本ジョセフ拳外野手(25=登録名ジョセフ)が8日、自身のYouTubeチャンネルで異例の再出発を明かした。 【写真】異例の「球団職員兼専門学生」になったジョセフ ジョセフは「今後について やーーーーっと言える日が来た!」というタイトルで動画を投稿。「いろいろ悩んだ結果。ライオンズの球団職員として残ります」と球団職員への転身を明かした。 続けて「ここからが本題」と切り出し、「10月2日に(戦力外通告で球団に)呼ばれたときに、『ジョセフの興味のあることをしていいよ』っていうふうに仰っていたいて。こっちはトライアウトを受けたいと思っていたのに、球団は『職員だけど興味のあることをしていいよ』って言ってくださったんですよ」と球団とのやりとりを明かした。 最初は混乱していたジョセフだったが、徐々にその意味を理解。熟考の末に「僕が栄養とか食事の方に興味があるので、来年から球団の方でお世話になりながら、専門学校に通って、管理栄養士の資格を取りに行きます。後々、ライオンズの栄養士として活躍していきます」と、異例の「球団職員兼専門学生」として第2の人生を歩む意思を語った。 ガーナ人の父と日本人の母を持つジョセフは、名古屋学院大から20年育成ドラフト3位で入団。高い身体能力を期待されたが、2ケタの背番号を勝ち取ることができず、10月2日に戦力外通告を受けた。11月14日にZOZOマリンで開催された12球団合同トライアウトには参加せず、同19日、同チャンネルで現役引退を表明していた。