【ラグビー】明大・萩井耀司“1年生SO対決“エンジョイ 早大・服部亮太と試合中の会話明かす
<関東大学ラグビー対抗戦:早稲田大27-24明治大>◇1日◇東京・国立競技場 明大の萩井耀司(桐蔭学園)が、早大の服部亮太(1年=佐賀工)との「1年生SO対決」を楽しんだ。 高3時に高校日本代表候補合宿で同部屋となり、今回もメンバー発表後にLINEで連絡を取り合う仲。試合中も「いいキック蹴るね」「次は何してくるの?」と互いに話しかけたという。「プライベートでも仲のいい亮太と対面で試合ができたのは本当によかった。楽しかった」と対戦を喜んだ。 ともに得意なキックを生かし、蹴り合う展開が続いた。「服部にいいキックを蹴らせないように」と、前半途中からは高めのキックを多用し応戦。「ダイレクトでキャッチされたら、いいキックが飛んでくると分かっていた」。相手の長所を消すため、難しいボールを供給し続けた。 その裏には、冷静な分析があった。「今日、太陽が早稲田側に前半は向いていたので」と状況を把握。「試合の中で僕がゲームプランを変えて成功できたので、それはすごい良かった」と振り返った。 14日には全国大学選手権3回戦の東海大戦(関東リーグ戦3位)を控える。「今年もまたあると思うので」と、決勝で早大との再戦の可能性も見据える。まずは「しっかり次の試合に向けて準備して、10番として勝ちに導けるように頑張りたい」と誓った。【飯岡大暉】