超青田買い!?中学生が「教師」体験 教員採用試験の志願者減少…小学校教諭は10年前に比べ3割減
3年4組・竹内大教諭: 「では(「死」を)『空書き』したいと思います」 担任の教諭が手本を示します。 児童: 「1、2、3、4、5、6」
■国語の先生に挑戦!
いよいよ、教壇へ。ちょっと緊張気味です。 浅間中・山口穂高さん(3年): 「恐竜好きな人も多いと思うけど、恐竜の化石ってわかるかな。化石の『化』って漢字です」 「みんなで空書きしてみましょう」 「1…」 児童: 「それで合ってる?」 児童から見たときの「鏡文字」がわからず戸惑ってしまいました。
浅間中・山口穂高さん(3年): 「最初、先生が見本を見せてくれたけど、子どもたちから見て書かなきゃいけなかったので、自分は逆に書かなきゃいけなかったので、そこが難しかった。やっぱり、先生ってすごいなと」 山口穂高さん(3年): 「みんなで(「両」を)空書きしてみましょう」 児童: 「反対でもいいよ」 「1、2、3、4、5、6…」 山口穂高さん(3年): 「OK!」 その後は、うまく教えることができた山口さん。 ちょっとほろ苦いデビューとなりましたが、児童の評価は上々でした。 授業を受けた児童: 「すこし間違えていたけど、教え方がうまくて、まるつけもうまかった」 「優しく教えてもらったからわかりやすかった」
■他の生徒は体育、ICTの先生に
他の生徒も緊張しながら教師を体験。 阿部沙織さんは1年生を担当―。 浅間中・阿部沙織さん(2年): 「猛獣狩りに行こうよ…」 体育の体つくり運動を児童と一緒にー。 浅間中・阿部沙織さん(2年): 「大変なところとか楽しかったところ含め形になってきたと思ったので、教員の仕事を目指そうと思うようになりました」
角田愛子さん、安原楓さんは2年生を担当―。 「ICT」のタイピングの授業をサポート。 浅間中・角田愛子さん(3年): 「思っていたよりいろんなことがハードで大変だったけど、楽しかったです。(将来の夢は?)まだ決まっていないけど、この体験を通して先生っていいかなって」