超青田買い!?中学生が「教師」体験 教員採用試験の志願者減少…小学校教諭は10年前に比べ3割減
子どもたちがわからないところを教えたい―。 浅間中・阿部沙織さん(2年): 「もともと小学校の先生になりたくて、この体験でもっと具体的に将来について考えられたらいいなと思って」 浅間中・浅野詩葉さん(3年): 「先生目線からどうやって教えのか、客観的に見てみたいと思って行くことにした」 3年生の山口穂高さん。両親の影響で教師の道に進んでみたいと考えています。 浅間中・山口穂高さん(3年): 「お父さんが先生で、お母さんが保育士で、その影響を受けて教師という職業に憧れを持ったので、一日だけなんですけど将来の夢に向かって一歩として、教えることの大切さを学んだり、やりがいや苦労や楽しさを学びたい」
■いよいよ「先生」になる小学校へ
6月24日―。 迎えた体験当日。 「おはようございます」 山口さんたち5人は母校の佐久平浅間小へ。 佐久平浅間小・志摩宏道教頭: 「将来、先生になりたいと聞いているので、きょうは『教師の目線』を大事にしながら一日、生活をしてみてください」 山口さんと遠藤大翔さんは小学3年生を担当。
まず学年集会で自己紹介。 浅間中・山口穂高さん(3年): 「3年生全員と仲良くなれるように、きょう一日よろしくお願いします」 浅間中・遠藤大翔さん(3年): 「きょうは先生という立場で一日学びたいと思います」 佐久平浅間小3年4組担任・竹内大教諭: 「できるだけやってみたいことがあれば、やりたいと思うので(言ってください)」
■一時間目はサポート役に
体験は生徒主体。中学校からは「なるべく生徒の自主性に任せてほしい」と小学校側に要望してありました。 1時間目は図工。山口さんは授業のサポート役に回りました。 せっかくの機会なのに遠慮したのでしょうか。
でも、1時間目が終わるとー 浅間中・山口穂高さん(3年): 「先生、次、漢字ですよね。漢字教えてみたいです」 3年4組・竹内大教諭: 「『化ける』という字を教えてみますか」 次の国語の授業では山口さんも漢字を教えることに。