日本代表からは? アジア杯GLベストイレブン。ここまで最高の選手は?【アジアカップ2023】
MF:アクラム・アフィーフ(カタール代表) 所属クラブ:アル・サッド(カタール) 生年月日:1996年11月18日 アジアカップ2023成績:3試合3得点1アシスト アクラム・アフィーフは、自国開催のアジアカップで大活躍中だ。グループリーグ3試合で3得点1アシストを記録している。 アフィーフは初戦のレバノン代表戦から勢いに乗っており、2得点を挙げてカタール代表の白星スタートに貢献した。第2戦のタジキスタン戦では見事な抜け出しから決勝点を決めて、グループリーグ突破の原動力になっている。 アフィーフは、アル・サッドの下部組織で育った。その後、2012年にスペインへ渡り、セビージャの下部組織に入り、ベルギーのオイペンでプロデビューを果たしたあと、2017年にアル・サッドへ戻っている。 18歳でA代表デビューをしたアフィーフは、2019年のアジアカップでも活躍した。日本代表との決勝戦で1得点2アシストを記録した選手であり、10アシストという大会記録を打ち立てている。 アフィーフは今季のカタール1部リーグでここまで12試合に出場し、13得点8アシストと驚異的な数字を残しており、今大会でも最高のスタートを切った。カタール国民はアフィーフの大会になることを期待しているだろう。
FW:アイメン・フセイン(イラク代表) 所属クラブ:アル・クウワ(イラク) 生年月日:1996年3月22日 アジアカップ2023成績:3試合5得点0アシスト イラク代表のアイメン・フセインは、第2戦で日本代表から2得点を挙げた選手だが、ほかの2試合でもゴールを決めており、ここまで5得点で大会得点ランキングトップに立っている。 フセインは、2015年に19歳でイラク代表デビューを飾った。主力としてチームに定着するまで時間は掛かったが、2020年以降はセンターフォワードのレギュラーとして扱われている。 フセインの最大の特長は、身長189cm・体重84kgの恵まれた体格を活かした空中戦だ。前線でフセインが競り勝つ前提でイラク代表の攻撃が始まっており、得点力だけでなく、戦術的にも要となっている。 ここまでフル出場はなく、3試合合計のプレー時間は120分。フセインは出場24分あたり1得点を挙げている計算になる。日本代表を苦しめたフィジカルは、決勝トーナメントでも発揮されるだろうか。