日本代表からは? アジア杯GLベストイレブン。ここまで最高の選手は?【アジアカップ2023】
MF:遠藤航(日本代表) 所属クラブ:リバプール(イングランド) 生年月日:1993年2月9日 アジアカップ2023成績:3試合1得点1アシスト 日本代表の主将である遠藤航は、グループリーグでも存在感を見せつけた。3試合全てにフル出場してチームをけん引している。 球際で抜群の強さを発揮する遠藤は今大会、得点にも関与している。第1戦のベトナム代表戦では南野拓実のゴールをアシストし、第2戦のイラク代表戦では自ら得点を決め、グループリーグで苦戦したチームで奮闘している。 守備面の貢献度は相変わらず高く、常に周囲への警戒を怠らない。第3戦のインドネシア代表戦で受けた警告は不要だったようにもみえるが、2-0でリードしている状況であっても気を抜いていない証ととることもできるファウルだった。 遠藤は、プレー面でも精神面でも日本代表の要と言える。決勝トーナメントでもチームを引き締めてもらいたいところだ。
MF:イ・ガンイン(韓国代表) 所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス) 生年月日:2001年2月19日 アジアカップ2023成績:3試合3得点1アシスト 日本代表と同じようにグループリーグで苦戦した韓国代表を救った選手が、22歳のイ・ガンインだ。 バレンシアの下部組織で育ったイ・ガンインは、幼い頃から注目を浴びていた逸材だが、なかなかスペインでブレイクできなかった。それでも2022/23シーズンにマジョルカで結果を残すと、昨年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍し、スター軍団の仲間入りを果たしている。 クラブで活躍して韓国代表でも存在感を増してきたイ・ガンインは、第1戦のバーレーン代表戦で2得点を挙げて白星発進の原動力になると、第3戦のマレーシア代表戦では21分にCKで先制点をアシストし、83分には見事な直接FKを決めた。 韓国代表が3-3で引き分けたマレーシア代表は、FIFAランキング130位の格下だった。そのため、韓国では不甲斐ない戦いに非難の声が上がっているが、イ・ガンインへの期待は高まる一方だろう。