日本代表からは? アジア杯GLベストイレブン。ここまで最高の選手は?【アジアカップ2023】
SB:マフムード・アル・マルディ(ヨルダン代表) 所属クラブ:アル・フセイン(ヨルダン) 生年月日:1993年9月29日 アジアカップ2023成績:3試合2得点0アシスト マフムード・アル・マルディは、ヨルダン代表のグループリーグ突破に大きく貢献した選手だ。 アル・マルディは攻撃的な左サイドの選手で、ヨルダン代表では3-4-3の左MFに入っている。初戦のマレーシア代表戦で開始12分に左サイドから右足で見事なシュートを決めて先制点を記録すると、32分にもカウンターからゴールを奪い、いきなり2得点を記録した。 第2戦の韓国代表戦は守備の時間も長かったが、3バックの脇のスペースをカバーし、勝ち点1の獲得に貢献している。 2015年にヨルダン代表デビューを飾ったアル・マルディは現在30歳。世界的な選手とは言えないが、代表キャップ数25を数える経験豊富な選手で、対戦相手は警戒の必要がありそうだ。
MF:アボスベク・ファイズラエフ(ウズベキスタン代表) 所属クラブ:CSKAモスクワ(ロシア) 生年月日:2003年10月3日 アジアカップ2023成績:3試合1得点1アシスト ウズベキスタン代表のアボスベク・ファイズラエフは、今大会で注目されている20歳の若手だ。 ファイズラエフは、昨年6月に19歳でウズベキスタン代表デビューを飾ると、同年8月に自国のパフタコール・タシュケントからロシアのCSKAモスクワに移籍した。ロシア1部リーグではすぐに結果を残しており、リーグ戦13試合に出場して2得点6アシストを記録している。 身長167cm・体重59kgと、このレベルの選手としてはかなり線が細い印象だが、ボールの受け方がうまく、大柄な相手に寄せられても鋭いターンで一気に前を向くことができる。高い技術力と俊敏性が武器で、切れ味の鋭いドリブルで密集を切り裂ける選手だ。 第2戦のインド代表戦ではヘディングで先制点を決め、ウズベキスタン代表のグループリーグ突破に貢献した。ファイズラエフは、今大会でさらに評価を高める可能性もある逸材だ。