カズ「悔しさが多い」ポルトガルでの2季目を総括 57歳「練習できるのかと思うくらい体が痛いことも」
サッカー元日本代表でポルトガル2部オリベイレンセに所属するFW三浦知良(57)が21日、羽田空港着の航空機で帰国した。横浜FCから期限付き移籍の期間を延長して加入2季目となった今季は、15位に終わったチームでリーグ戦5試合を含む公式戦6試合に交代出場。得点はなく、後半14分からプレーした19日のレイションイス戦で全日程を終了していた。 【画像あり】 三浦孝太「生きてきた中で一番」白スーツの父カズに抱き締められ母りさ子の目には涙 プロ39年目を迎えた三浦はオリベイレンセ加入2年目の今季、公式戦6試合に出場。3試合に出場した昨季に続いて無得点に終わった。リーグ最終節のレイションイス戦は0―2の後半14分から出場して前線に入った。ゴールに絡む場面はなく、試合は1―3で敗れてチームは15位でシーズンを終えた。 羽田空港で報道陣に取材に応じた三浦は「悔しさが多くて」とシーズンを総括。特にコンディションの調整で苦労したことを明かし、「練習で良くて次行けると思ったこともあった」という一方で、「朝起きたら練習できるのかと思うぐらい体が痛いこともあった」と歯がゆい胸の内を明かした。 来季はプロ40年目を迎える。報道陣から積み重ねてきた数字の偉大さについて問われると、「そんなに?大したもんだよ」と白い歯を見せていた。