ノルウェー王室ホーコン王太子、性的暴行容疑で逮捕された義息子についてコメント
ノルウェー王室メッテ=マリット妃の連れ子で、27歳のマリウス・ボルグ・ホイビーが、現地時間11月18日に性的暴行容疑で逮捕された。これを受け、ホーコン王太子がコメントを発表した。 【写真】ノルウェー王室マッタ・ルイーセ王女がシャーマンの男性とついに結婚 Peopleによると、マリウスが逮捕されたことを受け、ジャマイカを訪問中のホーコン王太子は翌日、ノルウェーの公共放送局NRKに対し、「マリウスが受けたのは深刻な告発だ。もちろん我々は今日、影響について話し合っている」とコメント。「(容疑者が王室関係者であっても)警察は自らの職務を遂行することが許されるべきだし、司法もそうあるべきだ。彼らが正しい働きをすると確信している。同時に、我々関係者に多大なる影響を及ぼすことは、もちろん事実である」と述べ、「今日はメッテとともに、家にいたかった。彼女に会いたい」と語ったという。 また王太子はこの翌日、同局に対し「我々はもちろん、家族として、親として、マリウスを心配してきた」と明かしたそうだ。 当局の発表によると、マリウスは「意識不明または他の理由で」抵抗できない被害者に対し、「性交を伴わない性行為を行った」とされ、性的暴行など2つの容疑で逮捕されたようだ。彼は車に乗っているところを拘束され、グリーンランドに留置されている。警察は彼の自宅を捜査し、証拠品を押収したという。 マリウスは、メッテ=マリット妃が元パートナーとの間にもうけた長子で、妃が2001年にホーコン王太子と結婚したことをうけ王室入りした。王位継承権は持たず、王子の称号もない。彼は今年8月にも、オスロのアパートで元恋人に暴力を振るったとして逮捕されたことが報じられている。