【衝撃の音声データ】”お前のアソコをちょん切ってやりたい”…元従業員からパワハラで提訴された「世界的トップブリーダーの凶行」
「この業界で食っていけると思うなよ」
「お前のチ××ちょん切ってやりたいくらいだよ。いま、お前のチ××」 「世界一のブリーダーと名ハンドラーの下で働かせてもらってるんだよ。お前らは、それを勘違いするなよって話」 【音声】これはひどい…「世界的トップブリーダーの凶行」を聞く 「この業界で食っていけると思うなよ。うちの客は一人たりともお前には行かない。お前らクビだ!クビ!」 「もう詰んだよ。俺を裏切ったら俺の客はみんな俺についてくる。なあ、グッドラックや。手近な女とオ×××やるのがお前のせいぜいだよ」 週刊現代編集部のもとに寄せられた音声テープには、衝撃的すぎる「パワハラ音声」が長時間録音されていた。しかも、この威圧的な発言者2名のうち、ひとりは世界的に名前が知られているトップブリーダーだった――。 この2名は、浜松市にある「有限会社クランバーアップ」(以下、「クランバーアップ」)の露木浩代表と共同経営者であるブリーダーの見市香緒氏である。当該のパワハラ発言は、「クランバーアップ」で住み込み勤務をしていた元従業員男性A氏に対し叱責した際に録られたものだ。 以下の動画が、その「パワハラ音声」が録音されたものである。 その叱責は、昨年5月3日の深夜の2時から午前7時前と、約5時間にもかけて行われている。同月、元従業員男性は約4年間勤務した「クランバーアップ」を退職し、心療内科などの通院を経て今年3月22日に東京地裁に提訴した。上記の叱責内容は、証拠提出された音声からの部分的な抜粋だ。 乱暴な言葉使いや内容もさることながら、時おり唸り声を上げ、机を叩きながらの叱責は従業員にとって責苦以外の何物でもないだろう。常軌を逸したような叱責を行なった二人はどのような人物なのか。
加害者は犬の世界で「世界的知名度」
同社のHPを参照すると、露木氏の肩書きはプロフェッショナルハンドラーだとある。ハンドラーとは、ドックショーなどで犬をリードし、審査員にその犬の素晴らしさをアピールするだけでなく、日ごろの犬の健康管理やトリミングなども行う人を指す。'83年に渡米すると先進的な多頭飼育技術などを学び帰国、「クランバーアップ」設立後は、国内外の様々なドックショーに参加して受賞歴は数知れない。 つまり、世界にその名を知られるトップブリーダーにして、プロハンドラーということになる。今年3月にイギリスで開催された世界最大のドックショー「クラフツ」においては総合第2位を受賞し、その影響力は国内でも唯一無二。 現在はジャックラッセルテリアの第一人者と目されるチーフマネージャー・見市氏とともに「クランバーアップ」を経営しながら、審査員として国内外のドックショーへの参加、各地でセミナーなどを開催している。彼らを慕う愛犬家も多く、その発言力も極めて大きい。 以下は、提訴に至った元従業員男性A氏の悲痛な告白である。 「露木氏は、犬の業界でも超がつくほどの有名人です。愛犬家としても、ハンドラーやブリーダーとしても、国内の第一人者として誰もが知る人物です。当時は自分が尊敬する先生の犬舎に就職ができたことを、まるで自分の夢が叶ったように感じていました。 仕事内容は犬舎の掃除に飼育している犬の運動、そしてトリミング、シャンプーなど様々です。飼育していた犬の総数は多い時で100匹を超えていました。午前7時から午後7時までの間が勤務時間となっていましたが、従業員の数も少なかったため、その時間を超えて深夜までかかることはよくありました。 それでも修業期間だと自分に言い聞かせ、二人(露木氏、見市氏)から学ぼうと思い必死に頑張りました」