お庭に迎えたい【美しい多年草9選】手間いらずのナチュラルガーデン作りの救世主
多年草は、数年以上生育を続ける植物。丈夫な性質で植えっぱなしでも育てることができるので、一年草のように苗を頻繁に植え付けたり、枯れた株を処分する必要がほとんどありません。 【写真10枚】宿根草・多年草・一年草の違いとは?2枚目以降では「手間いらずのナチュラルガーデンが叶う多年草」をご紹介します また、株自体が大きくなりやすく、多年草特有の野趣あふれる可憐な雰囲気の花と相まって、ガーデンの見映えもよくなります。 そこで今回はナチュラルガーデンにおすすめの多年草を参考価格などの情報とともに紹介します。これからの時期に美しい花を咲かせるものもありますよ。手間いらずでオシャレなガーデン作りの参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草ってどこがちがうの?
最初に、多年草・一年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。 ・一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物 ・多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある ・宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
ナチュラルガーデンにおすすめの多年草<クレマチスなど>
●クレマチス ・学名:Clematis ・科名・属名:キンポウゲ科センニンソウ属 クレマチスは気品のある美しい花が楽しめるツル性植物です。一部は常緑ですが、多くは開花期が終わると葉を落とします。枯れたような見た目になりますが、開花期が近づくと芽吹き、再び花を咲かせます。 ※参考価格:1000~2000円前後(3号ポット苗) ●宿根サルビア ・学名:Salvia ・科名・属名:シソ科アキギリ属 宿根サルビアは、ほぼ放任でも育てることができる植物です。地植えにすると大きくなりやすいのですが、その分、豪華な雰囲気を楽しめます。自由に切り戻しをしても、新芽を伸ばして大きくなるので、初心者も扱いやすいでしょう。 ※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗) ●ホスタ(ギボウシ) ・学名:Hosta ・科名・属名:キジカクシ科ギボウシ属 日陰でも育てることができるホスタは、大きな葉が印象的な多年草です。冬は地上部が枯れてしまいますが、春が近づくと芽吹き、やがて大きな葉が展開します。グランドカバープランツとして重宝する植物です。 ※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)