山本康二さんが新R25副編集長にガチ檄。「暗くても、パッとしてなくてもいい。リーダーに必要なのは一つだけ」
「複雑なはずのビジパの悩みを、単純化して取材していた」「本質的じゃない悩みをでっちあげていた」 という反省のうえ、「個人のリアルな悩みにひもづいた取材」を改めてしていくことを方針とした新R25編集部。 今回は、新R25副編集長・天野の「思春期から続く恥ずかしい悩み」について。 明るいリーダーになれない…という話を展開したところ、「明るい、暗いの問題じゃない」というかなり根幹のご指摘をいただいてしまいました。「自分は暗い」と思っている方、リーダーシップに迷っている方、ぜひご一読ください。
「根がずっと陰キャ」明るいコミュニケーションをとれる人になりたい…!
天野: 僕の悩みが「人と目を合わせられない」っていう… 渡辺: いや、思春期の悩み? 天野: なんというか“根がずっと陰キャ”だなって思ってて。 YouTubeに出ても「インタビュアー生気がない」ってコメントされる。 渡辺: まあそれもわかる(笑)。表面的に見ればたしかに陰キャだとは思います。 天野: 竹を割ったような明るいコミュニケーションができる人が人前に立てる人間だし、自分もそうなりたいと思うんですよ。 渡辺: 明るいリーダーに憧れるってことですかね。 …でも今からムリに明るくなるのも違うと思うんですよ。 今持ってるナチュラルな良さを生かすかたちでリーダー像を追求するほうがいいと思う。 今、具体的に困ってることってあるんですか? 天野: すごい本音で言うと、そのせいで「ナンバー2っぽくなる」。黒子感が出てしまうというか。 そういう印象を自らつくりにいってて、損してるのかなと思うんです。 渡辺: なるほどね。“渋い仕事してるよね”から脱却したいという。 たしかに天野さん、「そーっと話してる」印象があるわ。 天野: そうなんですかね…(笑)。人の目を見られないっていうのもそこにつながってる気がしてて。 広告代理店の強い人とかってガタイがいいじゃないですか。そういう人と話してると、自分は声がデカくてガタイがいい人に飲み込まれかねないなって思うんですよ。 渡辺: たしかに、声がデカくてガタイがいい人の「真逆」にいますよね。 そんな状態からの「いいリーダーのコミュニケーション」を学べるといいのかな。