西・東日本は連休明けも厳しい残暑 来週末は暑さ収まるが広く雨 前線活発化も
西・東日本は来週中頃にかけて厳しい残暑が続きそうです。来週末になると暑さは収まってくる見込みですが、前線の影響で広く天気が崩れる見込みです。
来週中頃まで残暑厳しい
西日本や東日本は三連休が明けた後も、厳しい残暑が続きそうです。最高気温は来週19日(木)頃にかけて35℃前後の日が多く、日中は猛烈な暑さとなりそうです。 また、最低気温もほとんどの所で連日25℃を超え、朝晩も蒸し暑さが続きます。しばらくは真夏のように、一日を通して暑さ対策が欠かせません。この暑さは来週末になると、少し落ち着いてくる見込みです。 一方、北海道は秋雨前線の北側にある、秋の空気に包まれる日が多い予想です。カラッとした体感となる日が多いですが、日ごとの気温の変化が少し大きくなるタイミングがあり、体調管理に気を付けてください。
来週後半は秋雨前線が南下
この先は日本付近を南下する秋雨前線の動きによって、天気が左右されそうです。三連休最終日の16日(敬老の日)は東日本を中心に雲が広がり、雨の降る所がある見込みです。 週の中頃は一旦晴れる所が多くなるものの、19日頃からは再び秋雨前線の影響を受けやすくなります。西日本と東日本を中心に、雨の降る所が多くなる予想です。 南からの湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になる可能性もあり、九州から関東などで雨の降る量が増えるおそれがあります。最新の情報に注意が必要です。 北日本は天気が短い周期で変わりそうです。
日本気象協会 本社 佐藤 匠